キャバレー

キャバレー [DVD]

主演のライザ・ミネリがめちゃくちゃかわいかった！
目は大きいけど離れてるし、たれ目だし、決して美人な顔ではないんだけど、仕草とかキャラクターとかがめちゃくちゃかわいくてきゅんとした。
喜んだときに両手を口に当てる仕草とか、もう反則！
ミュージカル映画で、うちの学校でもミュージカルゼミではこれやったりするって話を聞いてレンタルしてみたんだけど、思った以上にすごく面白かった。
1931年の、ベルリンという設定のお話。裏背景のような感じで、ユダヤ人の問題や上流階級と庶民の貧富の差なんかの問題がちらついていて、露骨過ぎない分考えさせられたりした。
名前のとおり、キャバレーで歌ったり踊ったりっていうシーンが多いんだけども、ライザが「地獄の沙汰も金次第〜」って唄うシーンがなんだか印象的だった。
全体的に、後半は明るいシーンでも無性にせつない気持ちになったりしたんだけど、ラストはちょっと悲しかった。まあ、流れから行って完全なハッピーエンドじゃないのは目に見えていたけどさ・・・。
同性として（ほんとうに辛うじてだけどさｗ）、かわいいかわいいライザがかわいそうで切なかった。