劇団☆新感線「吉原御免状」in青山劇場

leafmoon2005-09-09



つ、つ、堤さんが・・・!あqwせdrftgyふじこlp!
くそかっこよくてずるすぎる。なんか、モテ男の役なのがずるすぎる!w
そして、この人ほんとに演技上手なんだなあーーと改めて思った。テレビじゃそこまでわかんないよね。迫力とか集中してる感じとか。
台詞回しとかも、とても上手というか、飽きさせない演技をするなあと思った。常に新鮮な感じを出せる俳優さんってなかなかいないとおもう。


松雪泰子はなんだかもうすげえかった・・・!
オンナの色気やら妖艶さやらくの一としてのかっこよさやら、すべてをかねそなえた人がすべてをかねそなえた役だったよ!笑
花魁中の花魁である太夫という役柄だったのだけども、なんかもうエロいというより色っぽい!!鼻血出るかと思った、本気で。
それで本当はくの一だったっていう役柄がおいしすぎる。いや、設定だけでいえばね。
そしてなにより見ものなのは、古田新太との濡れ場だよ・・・!!!1!
ふとももがきれい過ぎる。あえぎ声が艶っぽすぎる。オペラグラスで凝視しちゃったぜ。笑
でも演技は迫力あってかっこよくてさ、あれは生まれ持った天性なんだろうね。


古田新太はなんかもう色っぽすぎた・・・!
あのひとはほんとうにすごい。すごい役者だと心から思う。笑いがない芝居でも、存在感と迫力で観衆を引きずりこんでしまっていた。
この芝居では悪役だったんだけれど、見事に自分のものにしてて息を飲んだよ。
役にはまりすぎてて、観てて怖いと感じる場面も多々あった。すさまじいパワーだ。


藤村俊二は台詞を忘れすぎだよ!wwww
もう大分お年だから仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれないけど、おいおい、役者だろうwwと思った。
やっぱ、観衆が芝居の世界に入り込んでるときにそれやっちゃうと、どんな場面でも全部壊れちゃうから。真剣にテレビ見てたら、なんかアクセントが変なアナウンサーとかが気になって集中できない、みたいな感じだよね。まあもっと露骨だけど。
まったく台詞が出てこなくてプロンプついてるのって、本番では初めて見たww
あと名前とか間違っちゃだめですから!まつやまって誰だよww勝山と松永がまざってますよ!ww


笑いがない芝居をする橋本じゅんさんを初めて見たよ・・・!ww
柳生十兵衛役から打ってかわって、今回は柳生宗冬役で。最初から最後までモロに真面目演技でびっくりしたーー。
しかし上手でした。アドリブできる人って、基本がしっかりしてるんだなあーと。
いやーー橋本さんダイスキデス。愛。


粟根まことさんは、マジで声がバイキンマンだったよ・・・!ww
新感線の役者と言って思いつく5人を挙げろと言われたら、古田さん、橋本さん、高田さん、右近さん、そして粟根さんを挙げると思います。
なんか、いなきゃいけない存在だとおもうし、これ見ても思った。


高田聖子さんはめちゃくちゃ素敵な女性でした・・・
ギャグからシリアスまで、恥らうことなくなんでもできちゃう女性って、見ていてかっこいいしかわいいなあと思うわけで。
背中を露出するシーンはめちゃくちゃ色っぽいしかっこよかった。



いのうえさんが、今回の芝居をしきりに「大人な新感線」と言ってた意味がよくわかった。
今までのようなエンターテインメントさがなく、ストイックな舞台だなあとすごく思った。
極端にそれが出ていて、なんだか寂しさまで感じたけれど、これを経て更にステップアップすると思う、って言ってたじゅんさんの言葉の意味もわかる気がする。
演出とかにはやっぱめちゃくちゃこだわってて、セットの動きとか見てるだけでも面白かったし勉強になった。
あと今回は吉原の話なので、遊廊が舞台なのだけれど、花魁の衣装やセットの色彩がすごい綺麗で、ほんとうに歌舞伎見てるような気分に浸れた。
それを松雪泰子とかが着ちゃうからさあ・・・_l ̄l○モウヤバス


ラストはあまりにも悲惨なかんじがあって、ちょっと泣いた。